導入事例:管轄りんご圃場の気象観測、非常用電源としても活用
導入の背景
つがる弘前農業協同組合(略称 JAつがる弘前)様は、青森県弘前市に本店を置く農業協同組合。 りんごを中心に、野菜などの取扱い、指導などをおこない、地域に4店舗の農産物直売所を持っている。
管轄地区では弘前市野田にあるアメダスで気象データを確認できるが、岩木山や、白神のふもと、高地なども多く、アメダスだけでは対応できないことがわかっていた。
りんご圃場の冬季管理・監視は現地まで行き、確認しなければならず、時間と労力が必要であった。
鳥獣によるりんご樹の果実、花芽や樹皮の食害などの対策として忌避機器の動作電源が必要であった。
導入効果
- アメダスとともに地域を、三角に結ぶような圃場に設置し、気象データから、メッシュ化して気象予測に運用している。組合員にデータを掲示、回覧している。
- 長年の経験と勘による栽培から、検証、伝承できるような気象的データを運用し、組合員への広報、指導を今後おこなっていきたい。
- 冬季から雪解けの間、花芽や樹皮の食害の対策として忌避機器の動作電源として稼動した。また、災害時は非常用電源として装置からの電力供給が可能。
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